年賀状と喪中はがき
夫婦連名と自分名の2種を例年通り準備したのですが、今年は喪中葉書が多く、少し余ってしまいました。
この年齢になると、80代、90代の親御さんの喪中のご挨拶が、年々増えて来ます。
今日も、また届きました。
順番だし、天寿を全うされたのだろうから冷静に受け止められます。
が、今年は53歳の息子さんを亡くされた、かつてコーラスの生徒さんだった70代の知人と、49歳の夫(私の友人)を亡くした奥様からの喪中はがきが届いた折には、51歳で他界した私の父や、当時の自分のことを思い出し、涙が止まりませんでした。
奇しくも、亡くなられた二人は同じ医科大学の先輩と後輩。
一人は大学教授として、49歳の友人は愛知県内の病院で新聞でも紹介されるような活躍をしていた優秀な医師として、多くの患者さんの命を救ってきただろうに、自分の命はどうすることも出来なかったのかしら?と考えると、やりきれない思いになります。
今は、残された方々にお掛けする言葉もみつかりませんが、時期を見てお供えのお花を送ろうと思います。
年賀状には必ず自筆で一筆コメントを書きます。
近況報告が主ですが、特にお付き合いも無い方には「お元気ですか?」だけ。
以前は社交辞令だったこの言葉は、最近では、どうか元気でいらっしゃいますように、と祈りながらペンを走らせています。
宛名やコメントは自筆なので、ご縁が薄い方への賀状は少しずつ減らしたいなあ、と思いもしますが、年に一度、お互いの元気を確かめ合うために、もう少し続けようとも思います。
が、しか~~~し、今年は急に目が悪くなったのか、自分の字が見えん。
宛名が以前にも増して、みみずが炭坑節を踊っているような字になっとりますばってんがくさ、笑わんどっちゃりいね。
湿っぽくなりましたが、今年亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。合掌
あ、我が家も、愛犬を亡くしました。
よっぽど喪中葉書を・・・と思いましたが、犬の喪中挨拶なんて、と益々バカ呼ばわりされそうなのでやめました。