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ありママのなんちゃない日々

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哲学書?

少し前に読んだ本
哲学書?_b0196171_21401108.jpg
この本の著者ばお君のことを知ったのは、昨年末。
何かの番組でした。
小学校でいじめにあったのが原因で、その後学校に通うことをせず、在宅学習を選択。
9~10歳の時に書き溜めておいた、詩と言うか、エッセイと言うか・・・
それを自ら出版社に売り込んで出来上がったのがこの本というわけ。
自己啓発本、いや、哲学書と言えるかも。

すぐに図書館で所蔵検索したところ、かなりの予約が入っていて、やっと順番が回ってきたのが5月中旬のこと。
楽しみにして手に取ったところ、うーん、どうでしょう。と言うのが正直な感想です。
Amazonのレビューを見ても、☆5と☆1が真っ二つに分かれていました。
私の感想は☆1に近いかな。


哲学書?_b0196171_22243343.jpg
読後感想は置いといて、自分の9~10歳頃の記憶を辿ってみました。
絶対にこんな哲学的なことは考えもしなかった。
学校から帰ってきたら、玄関にランドセルを放り投げて、そのまま児童公園や校庭に走り、年齢関係なく、集まって来た子供たちとドッジボールや”ねころん”やゴム飛び、縄跳びに興じていました。
日没前に帰宅して、ピアノを少々練習。
「生きる意味」なんて考えたことなかったし、「生きる意味」なんて言葉も知らない、どちらかと言えばバカちんな子供でしたよ。
幾つか困難を経験しましたが、それでも何とか今日まで平和に生きて来ました。生きる意味なんて考えなくても・・・

彼の感性は素晴らしい!
けれども、もうちょっと子供らしい、10歳らしい感性を持った子どもの方が好きだなあ。

ばお君と言い、卓球の張本君、将棋の藤井君、今時の若いもんの中には凄い才能を持った人がいるもんだわねえ。
私の年齢になった彼らを見ることは出来ないけれど、大人に潰されることなく、その才能を伸ばして行って欲しいものです。

ところでクラシック音楽の世界には、あっと驚く才能を持った神童はまだ出てきていないのだろうか??





by toriaezu-b-ru | 2017-06-06 22:42 | なんちゃない日記

ご訪問ありがとうございます。『なんちゃない』とは、方言で、なんでもない・どうってことない、と言う意味です。毎日のあれこれを綴っています。


by ありママ