悲しい春
市政だよりに、狂犬病予防集団接種のお知らせが載っていました。
そう言えば昨夏、保護願いを出したまま何の連絡もしていなかったことを思い出し、すぐに死亡届の電話をしました。
死亡した訳ではないのですが、7/23以来見つからないのでご報告します。
と言うと、
もしかしたら帰ってくるかも知れませんよ。もう少し待ってみられませんか?
と言葉が返って来ました。
お役所的に、冷たく事務処理されるのかと覚悟していたので意外でした。
いや、もういいです。探して探して探しつくしましたし、15歳半でしたから、どこかで息絶えていると思います。諦めていますから・・・(涙声)
と答えると
そうですかぁ?いいんですかぁ?ま、飼い主さんがそれを希望なさるなら削除しますけどぉ・・・もし、帰って来たら簡単に復活できますので、その時はお知らせ下さい。
と、温かい言葉をかけて下さいました。
今まで、心のどこかでほんの一縷の望みを持っていたのですが、とりあえず、気持ちに一区切り付けました。
受話器を置いた後、久しぶりに号泣。
ottoに話したら、「いや、帰ってくるかも知れんよ。」と、やはりどこかで望みを持っているようでした。
娘もブログで、どこかで生きているかも知れない、と書いています。
結局我が家族誰一人として、コナンの死を認めていないのですよ。
考えることが同じで、笑えました。
15年間、コナンとお花見に来ていた公園の桜。
一人だけで来ることが出来なくって。。。
先日、黒崎からの帰宅途中撮影しました。
この近くに住むビーグル犬のP君が3/10に亡くなったとのこと。
17歳でした。
お散歩で出会えば、コナンとじゃれあっていました。
一番の仲良しだったので、天国で一緒に走り回っていることでしょう。
桜が散って緑色の葉が出始めたら、狂犬病予防接種が始まります。
わかっていてもハガキが来ないのは寂しい・・・
悲しい春はまだ続きます。